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それは、もう２０年以上も前の話となる。
その男は、転職を繰り返し続けていた。持ち合わせた性格の強さから、人間関係でどうしても職場にいられなくなってしまうのだった。
気がつけば、借金は増え続け男には到底返済しきれない２０００万円という膨大な金額となっていた。
どうにかしなければ・・・
男は、もうどこからも借りることもできず、後は死を選ぶ以外どうすることもできないような状態に追い込まれていた。
そんなとき、ふと何気なく入った喫茶店で雑誌を読んでいると、男の目に「とある投稿」の欄が目に入った。
これだ！
 思いついた男は、早速投稿欄に募集記事を出した。
すると、どうだろう・・
来る日も来る日も、現金書留封筒が殺到しだした。
毎日、毎日、恐ろしいまでの現金が、自宅に押し寄せてくる。嬉しさを通り越して、金が届くことを恐怖とまで感じるほど、金が届くのだ。
借金まみれの自分に、金を送ってくる人は後を絶たなかった。
そうして、男はわずか数ヶ月という期間で、２０００万円という膨大な借金を返済してしまったのだ。
その後も男は、さらなる方法を思いついた。
自分のように借金にあえぐ人を助けてやりたい。
自分が稼いだように、金が必要な人に稼がしてやりたい・・・
社会や人々の役に立て、そしてその恩恵を受けて自分も豊かになる。
これが、ビジネスの本髄だ。そのことを、多くの人々に伝えたい。
そんな思いから、男は仲間を募集しはじめた。集った人々は、次から次へと成功を収め、中にはいきなり一度に３００万円の売上金を送金してくる人までもがいた。
嘘のような真実の話である。
男は多くの人たちが借金にまみれて苦しんでいる現状を知った。
男は、「この方法であなたの借金を返済しなさい」と声をかけ続けてきた。
中には、家計のやりくりに苦しむ女性や、海外からの参加者すら誕生するようになり、男の思いついたビジネスは世界中のお金に苦しむ人や幸せになりたい人を救いつづけ今日に至っている。
とてつもない金額の話を聞けば、とかく「胡散臭い」「やばいことしてるんじゃないのか？」と、言われることもあるが、男が思いついたこの方法は、社会的に大きな反響を呼び、企業が目をつけて本格的に株式化した会社が誕生するなど、男の影響力は社会に重要な役割を与え続けている。
社会的に大きな成功を収めたビジネスマンや医療界の財政人だけにスポットを当ててサクセスストーリーを紹介しているビジネス誌も彼にスポットを当て、取材の申し込みをしてくるなど、男は社会的にも認められるまでに至った。
人生の酸いも甘いも知り尽くした男は、富と名誉を手に入れた今では、傲慢になることなく、逆に気さくで楽しく、頼りがいのある優しい男となり多くの人々から支持を受け、富も名誉も手に入れ幸せな満ち足りた人生へと大逆転したのだ。
あれから２０年以上、男はこの道の頂点を極め続けて多くの人々に富と幸運を与え続けている。
その、男の名前は・・・
いよいよ、次のページで億という金を稼ぎ続けてきた男がすべてを語ります。
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